投稿者「山階鳥研広報」のアーカイブ

森本研究員が翻訳・監修した『いのちの惑星、地球。Fly with Me 〜不思議で美しい鳥の世界〜』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

ナショナルジオグラフィックの動物写真図鑑「いのちの惑星、地球。」シリーズの第3弾で、既刊の哺乳類と海洋生物に続き、本書は鳥を扱っています。

大きな写真やイラストと共に、野鳥に関する様々な話題が盛り込まれています。鳥の形態や機能、欧米で身近な野鳥の紹介、足の速さや体の大きさといったさまざまな世界一の鳥種はどれかなどの解説に加え、ある研究者のストーリーや、世界の鳥の童話、庭への鳥の招き方など、多くの話題を収録しています。森本元研究員が翻訳・監修しています。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: いのちの惑星、地球。Fly with Me 〜不思議で美しい鳥の世界〜
著者: ジェーン・ヨーレン/ハイジ・ステンペル/アダム・ステンペル/ジェイソン・ステンペル
翻訳・監修: 森本 元
発行:エムディエヌコーポレーション 版元サイト
判型/頁:B4変形判/192頁
定価:3,080円(税込)
発行日:2023年3月17日

*山階鳥研ウェブサイト「所員の著書」ページもあわせてご覧ください。 → こちら

ガン類の渡り調査/鳥類標識調査小冊子・見学会/皇居・赤坂御用地でオオタカ・フクロウが繁殖ほか「山階鳥研NEWS」2023年3月号

山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2023年3月号(No.306)をご紹介します。

冒頭ではガン類の渡り調査についての話題。山階鳥研と雁の里親友の会は、絶滅危惧種のガン類であるコクガンとカリガネの生態解明のため、発信器の装着などにより調査を進めています。これらの調査から得られるデータを蓄積して解析することにより、鳥の保全や生息環境の保護に役立つことが期待されています。

鳥類標識調査の話題が続きます。トヨタ環境活動助成プログラムの助成を受けて標識調査についてより多くの方に知っていただくための小冊子を作成し、また、鳥類標識調査の現場を見ていただく見学会を行いました。小冊子「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」はリンク先でもご覧いただけます。

新装なった福島潟ステーションの話題や、皇居や赤坂御用地の調査で確認されたオオタカ・フクロウの繁殖の話題も掲載しました。

巻末の鳥のモニュメントは、山階鳥研の地元、千葉県我孫子市の手賀沼沿いにある、斎藤茂吉の歌碑「電車に乗って雁を見に来た」です。

賛助会員のみなさまには、令和4年賛助会員名簿をお届けしています。

その他、イベント告知やイベント報告なども掲載しました。

「山階鳥研NEWS」2023年3月号(第306号) 目次(敬称略)
1面
 表紙写真(ベニマシコ) 賛助会員 野元彰
2面 絶滅危惧種のガン類の渡り調査
3面 鳥類標識調査小冊子作成、見学会を開催/新装なった福島潟ステーション
4面 皇居と赤坂御用地でオオタカとフクロウの繁殖が確認/山階鳥学セミナー捕獲技術入門編
5面 日豪中韓渡り鳥等保護協定等会議に参加/中西悟堂氏ご息女が山階鳥研を訪問
6面 芝浦工業大学柏中学高等学校と教育連携協定を締結/環境省自然局長が来所
7面 JBF2022 会場開催/全日本バードカービングコンクール山階鳥研所長賞
8面  鳥のサイエンストーク/所員の著書/鳥のモニュメント/事務局から(賛助会員・ご寄附)/編集後記

「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
* 賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
* 山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

こちらも合わせてごらんください。
山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ

新年のご挨拶/山階芳麿賞記念シンポジウム報告ほか「山階鳥研NEWS」2023年1月号

山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2023年1月号(No.305)をご紹介します。

冒頭では理事長 壬生基博による新年のご挨拶を掲載しました。本年も研究所の活動にご支援とご理解をお願いいたします。

続いては、昨年9月23日に開催した第22回山階芳麿賞記念シンポジウムの模様を6頁にわたりお届けします。当日は受賞された「日本ガンを保護する会」の呉地正行会長、佐場野裕さん、須川恒さんの講演、続いて質疑応答をおこないました。

巻末の鳥のモニュメントは、東京都豊島区、池袋駅地下道にある「行き交う人びとを見守る イケフクロウ」です。

その他、イベント告知や報告なども掲載しました。

「山階鳥研NEWS」2023年1月号(第305号) 目次(敬称略)
1面
 表紙写真(ハマシギ) 賛助会員 寺島栄一
2面 年頭のご挨拶 理事長 壬生基博/山階武彦助成事業/山階鳥類学雑誌(第54巻2号・No.148)目次
3-8面 第22回山階芳麿賞記念シンポジウム報告
9面 京都市動物園で油田研究員が講演/我孫子農産物直場所「あびこん」利用者から寄附/山階鳥学セミナー〜捕獲技術入門編〜
10面  鳥のサイエンストーク/所員の著書(『BIRDER SPECIAL ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ』)/鳥のモニュメント/山階鳥研NEWS表紙写真募集/事務局から(賛助会員・ご寄附)

「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
* 賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
* 山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

こちらも合わせてごらんください。
山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ

※ 2022年11月頃よりブログの不具合があり、ご紹介が遅れたことをおわび申し上げます。

献本ありがとうございます。「生命科学情報検索ガイドブック」

著者から広報にお送りいただきました。生命科学情報が検索できるサイトの一つとして、山階鳥研のウェブサイトを掲載していただきました。
こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。

公益財団法人遺伝学普及会(企)・生物の科学 遺伝(編)
「『生物の科学 遺伝』別冊 No.26 生命科学情報検索ガイドブック 〜研究者おすすめのWebリンク集〜」

(株)エヌ・ティー・エス, 東京. (2022年12月12日発行, A5, 140ページ. 1,980円(本体 1,800円) . ISBN-978-4-86043-650-6 C3045)
→ 版元ページはこちら

献本ありがとうございます。「自然語り BPA バード・フォト・アーカイブス 写真帖」

編著者から研究所にお送りいただきました。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。

塚本洋三(編著)
「自然語り BPA バード・フォト・アーカイブス 写真帖」

バード・フォト・アーカイブス, 東京. (2023年1月10日発行)
→ BPAウェブサイトはこちら

標識調査について知っていただくための冊子「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」が発行されました

鳥類標識調査は、野鳥に番号付きの足環などを装着して放すことで、渡り経路や寿命など野鳥のさまざまな生態についての情報を得ることのできる調査です。

このたび、標識調査とその成果をより広く知っていただくために、「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」(A5版20ページ)の冊子を作成しました。渡り鳥飛来地や足環のついた鳥が観察される自然観察施設などを中心にお役立ていただければと思います。

紙媒体の冊子をご希望の自然観察施設は、bmrc☆yamashina.or.jpまでご連絡お願いします(メール送信の際は☆を小文字の@に変更してください)。PDFは下記リンクからダウンロードしてください。

この冊子は、トヨタ自動車株式会社の「トヨタ環境活動助成プログラム」 の助成を受けて作成しました。

  >> 「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」(PDF)ダウンロード
  こちらも合わせてお読みください。
  >> 山階鳥研サイト「鳥類標識調査 仕事の実際と近年の成果」

<書籍情報>
書名: 渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界
編著・発行:公益財団法人山階鳥類研究所
判型/頁:A5判/20頁
発行日:2023年1月1日

齋藤研究員が分担執筆した『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』が出版されます。

所員の著書をご紹介します。

研究者等による19の新種発見に関するエピソードを集めた、一般向けの分類学の啓発本です。扱う分類群は昆虫、鳥類、魚類、植物、菌類、アンモナイトなど、多岐にわたりますが、発見者が新種を発見した時の喜びや興奮がいきいきと伝わり、とても楽しく分かり易い本となっています。
齋藤武馬研究員が、分担執筆者として、自身が携わった、メボソムシクイの分類を見直して1種を3種に分けた研究のエピソードを執筆しました。

2022.12.17発売です。是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法
編著:馬場 友希 福田 宏
発行:山と渓谷社 版元サイト
判型/頁:四六判/224頁
発行日:2023年1月5日

*山階鳥研ウェブサイト「所員の著書」ページもあわせてご覧ください。 → こちら

山崎研究員が分担執筆した『環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

日本産の動植物、菌類の絶滅危惧種、絶滅種293種について解説した図鑑です。「環境省レッドリスト」に準拠するかたちでまとめられており、写真、形態的特徴、生態、分布、絶滅危惧もしくは絶滅に至った原因、保護のための取り組みが掲載されています。脚注には生物学用語の解説も付されています。鳥類の本文の執筆を山崎剛史研究員が担当しています。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑
編集:岩槻邦男、太田英利
発行:丸善出版 版元サイト
判型/頁:B5変形(18.2 x 2.5 x 22cm)/350頁
発行日:2022年10月30日

*山階鳥研ウェブサイト「所員の著書」ページもあわせてご覧ください。 → こちら

献本ありがとうございます。「とことんエナガ、シマエナガ」

編者から広報にお送りいただきました。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。

BIRDER編集部(編)
「とことんエナガ、シマエナガ」

文一総合出版, 東京. (2022年12月12日発行, 128ページ. 1,760円 (本体:1.600円). ISBN-978-4-8299-7243-4)
→ 版元ページはこちら

山階芳麿賞シンポ開催/「新たな食用家禽としてのホロホロチョウ」/「国際ツル財団を気にかけてくださった山階博士」/ほか「山階鳥研NEWS」2022年11月号

山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2022年11月号(No.304)をご紹介します。

冒頭では9月に都内で開催した山階芳麿賞シンポジウムの速報を掲載しました。詳細な模様は次号でお送りする予定です。

続いて読み物を3本。7月に所長に就任した小川博による、「新たな卵用家禽としてのホロホロチョウ」。

創立90周年記念企画最終回は国際ツル財団の設立者の一人、George Archibaldさんによる「国際ツル財団を気にかけてくださった山階博士」です。

続いては、小林重三(こばやし・しげかず)について調査している客員研究員 園部浩一郎さんによる「博物画家・小林重三の作品との関わり」です。ご自身の調査と、小林の業績について美しい画像入りでご紹介いただきました。

巻末の鳥のモニュメントは、鹿児島県出水市、出水駅前にあるツルの像。

その他、イベント告知や報告なども掲載しました。

「山階鳥研NEWS」2022年11月号(第304号) 目次(敬称略)
1面
 表紙写真(トキ) 賛助会員 今野紀昭
2面 山階芳麿賞シンポジウム開催報告
3面 新たな卵用家禽としてのホロホロチョウ 所長 小川博
4-5面 創立90周年記念企画 国際ツル財団を気にかけてくださった山階博士 国際ツル財団 G. Archibald/表紙写真募集
6面 博物画家・小林重三の作品との関わり 客員研究員 園部浩一郎
7面 富田研究員 蕪島記念シンポジウム講演/アホウドリの展覧会終了・油田研究員が講演/第37回鳥学講座/所員の著書
8面 鳥のサイエンストーク/訂正/鳥のモニュメント/事務局から(賛助会員・ご寄附)

「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
* 賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
* 山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

こちらも合わせてごらんください。
山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ