日別アーカイブ: 2015年8月4日

8月のテーマトークは「小笠原へのアホウドリ再導入作戦のこれまでの成果」(8月8日(土))です

H26報告書図6-4連日、あちらで38度、こちらで39度と、びっくりするような気温の報道がされていますが、皆様、夏ばてされていないでしょうか?

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、8月は今週末、8月8日の開催です。

7月26日放送のNHKスペシャル「小笠原の海にはばたけ 〜アホウドリ移住計画〜」は、手強い裏番組(^^)もあるなか、多くの皆さんに視聴していただき大変好評だったようです。大変ありがとうございます。今回のテーマトークは、この番組でも小笠原での仕事の中心人物として紹介された、出口智広・保全研究室研究員に登場してもらいます。

出口研究員を中心とする研究チームは、2008年から2012年まで小笠原諸島の聟島(むこじま)で毎年ヒナを飼育して巣立たせたわけですが、昨冬にはこのヒナたちの最後の世代が島に帰り始めるようになりました。今回のお話では、これまでの小笠原におけるアホウドリの飛来や繁殖の状況と、今後の取り組みについて説明してもらいます。

第50回「小笠原へのアホウドリ再導入作戦のこれまでの成果」
【講師】出口智広 山階鳥研保全研究室研究員
【日付】8月8日(土)
【時間】13時30分~  ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール  → 交通案内
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

会場の我孫子市鳥の博物館では、現在「アホウドリ展 −復活への挑戦−」を開催中です(〜9月6日(日))。出口研究員のトークとあわせてご覧になると一層興味深いと思います。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

※ 山階鳥研ウェブサイトの「アホウドリ最新情報」はこちらです。
※ 同じく
「アホウドリ 復活への展望」はこちらです。
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

※ 写真は、聟島のアホウドリのつがい、Y01(イチロー)(左)と 尖閣個体(ユキ)(右)です。

★なお、テーマトークの今年のこれからの予定ですが、9月、11月はお休みさせていただき、次回は10月10日(土)、その次は、12月12日(土)の開催です。よろしくお願いします。