日本家禽学会から、広報にお送りいただいた書籍です。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。
日本家禽学会(編)
『鳥類保護の最前線〜絶滅の危機に瀕する鳥類の未来のために〜』
日本家禽学会編集委員会, 茨城. (2021年4月25日発行, 33ページ. 500円+税. ISBN-978-4-9911896-0-9)
→ 日本家禽学会ウェブサイトはこちら
日本家禽学会から、広報にお送りいただいた書籍です。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。
日本家禽学会(編)
『鳥類保護の最前線〜絶滅の危機に瀕する鳥類の未来のために〜』
日本家禽学会編集委員会, 茨城. (2021年4月25日発行, 33ページ. 500円+税. ISBN-978-4-9911896-0-9)
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「白いスズメの観察を始めて」の著者から、広報にお送りいただいた会報誌です。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。
日本自然科学写真協会編集委員会(編)
『一般社団法人 日本自然科学写真協会会報 No.78』
東京. (2021年5月15日発行, 52ページ. )
→ 日本自然科学写真協会ウェブサイトはこちら
6月3日に出版される所員の著書をご紹介します。
この本は、昨年発行された「ツバメのひみつ」の姉妹書です。今回は「ツバメが見て感じている世界とはどのようなものなのか」に焦点を当てた内容となっています。人々にとってもっとも身近な野鳥であるツバメについて、本書のみでも最新の研究知見を知ることができますし、前刊と合わせてお読みいただくことで、より広く深くツバメについて知ることができる1冊です。山階鳥研の森本元(もりもと・げん)研究員(自然誌研究室・保全研究室兼務)が監修を務めました。
是非書店などでお求めください。また、各販売サイトでも購入ができます。
<書籍情報>
書名: ツバメのせかい
監修:森本 元
著者:長谷川 克
発行:緑書房(公式サイト)
定価:1,980円(税込)
判型/頁:B6判/272頁
発行日:2021/6/3
ISBN:978-4895315654
*山階鳥研ウェブサイト「所員の著書」ページもあわせてご覧ください。 → こちら
山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2021年5月号(No.295)が発行されました。
巻頭は、1月にオンラインで開催した、文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)研究成果発表会の報告を。昨年度は平成30年度から3年計画で行われた研究事業の最終年度で、その成果報告と、整備資料を活用した事例報告などを行いました。
山階鳥研が実施している山階武彦助成事業は、野生鳥獣の保護に関する学術の振興に資する国際会議等に出席する研究者に対し、渡航費用を助成しています。一昨年度助成金を受けた方の中から、アザラシの研究者、水野米利子さんに、スペインで開催された国際会議に出席し、ポスター発表をされた際のレポートをお願いしました。
続いてエッセイを1本。2018年と2020年に開催された、野鳥生態写真家下村兼史の写真展。ここに至るひとつのきっかけを作ったのが、周はじめ(後に吉田元※と改名)という、ご自身も野鳥生態写真家として知られた方でした。氏の示唆を受けて、山階鳥研で下村兼史資料の整理保存と写真展開催に尽力された塚本洋三さんに、周はじめ氏について書いていただきました。
※ 吉田の吉の部首は上が士ではなく、土の「つちよし」を使います。このページではブログのデータベースの関係で、便宜上、吉の字を使わせていただきました。
山階鳥研の地元、我孫子市で毎年開催される鳥と環境保全のお祭り、ジャパンバードフェスティバル(JBF、実行委員長:奥野卓司 山階鳥研所長)が第25回ふるさとイベント大賞(主催:(一財)地域活性化センター)の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。表彰式はオンラインで開催され、その模様をレポートしました。
巻末の「鳥のモニュメント」は、「身近な飼い鳥を供養 小鳥供養塔」(東京都墨田区)です。また、令和3年度の事業計画と収支予算や、イベント報告と告知などもお届けしました。
「山階鳥研NEWS」2021年5月号(第295号) 目次
1面 表紙写真(ヒヨドリ) 賛助会員 野元彰
2面 文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)研究成果発表会を開催
3面 山階武彦助成金活動レポート 水野 米利子
4面 周はじめ・吉田元※の業績をたどる 塚本洋三
5面 ジャパンバードフェスティバル 内閣総理大臣賞受賞/所員の著書
6面 オガサワラカワラヒワの保全計画作りWSと講演会に所員が参加/「希少ガン類のシンポジウム」で所員が講演
7面 京都市動物園の講演会で所員が講演/令和3年度事業計画と収支予算
8面 テーマトーク/あびベジからご寄附/事務局から(山階武彦助成事業対象者・賛助会員・ご寄附)/鳥のモニュメント/編集後記
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
* 賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
* 山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。
こちらも合わせてごらんください。
*山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ
テレビ朝日で放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」 は、「大人顔負けの知識を身につけた子供の“博士ちゃん”」が主役のバラエティです。
5月22日(土)の放送では、絶滅動物博士ちゃん、小森日菜子さん(10歳)が山階鳥研を訪れます。博士ちゃんが山階鳥研で見たかったものはなんでしょうか?放送をお楽しみに。
「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」
テレビ朝日
2021年5月22日(土) 18:56〜20:00
写真を見てください。ヤンバルクイナが、沖縄の在来ヘビで、鳥も捕食するアカマタに脚を乗せています。間隔を空けて撮影する自動カメラの映像ですので、詳細が不明ですが、このあと、3羽のヒナが巣の外で無事な写真が撮影され、まさに孵化の途中だったヒナを捕食しようと巣に侵入してきたアカマタに対して、親鳥がなんらかの行動を取って捕食を回避したものと思われます。
この親鳥は、「再導入」(保全のために、いなくなってしまった場所に飼育下で増やした個体を放すこと)の技術確立のために、2019年9月に放鳥し、行動を追跡している個体です。関係者も、親鳥はこんな行動をするのかとびっくりしています。
ヤンバルクイナがこういった行動をするのは知られていないことから、山階鳥研では5月12日、この件について報道発表を行いました。
報道発表資料についてはこちらをご覧ください。