山階鳥研は業務上の都合により次の日程で休業いたします。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。
【一斉休業日】
2016年9月26日(月)
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【一斉休業日】
2016年9月26日(月)
山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」7月号の内容紹介です。
冒頭では先日、報道発表を行った、上田恵介・立教大学名誉教授への第19回山階芳麿賞の贈呈決定にかんして、プロフィールや贈呈理由を掲載しました。こちらも報道発表を行ったニュースですが、アホウドリの、昨秋からこの春にかけての繁殖期に、伊豆諸島鳥島と小笠原諸島でどんな動きがあったかをご報告しました。さらに、昨年度、平成27年度の寄附金、賛助会費収入および賛助会員数について簡単にまとめました。
鳥にまつわる言葉を紹介する小コラム「とりのことば」、今号は「嘴(くちばし)が黄色い」です。
「山階鳥研NEWS」2016年7月号 目次
1面 表紙写真(カルガモ)
2面 山階芳麿賞の贈呈理由 選考委員長 林良博
3面 「平成28年度熊本地震」で被災された皆様へ/アホウドリ小笠原諸島の聟島と嫁島で初めて繁殖
4面 アホウドリ鳥島のヒナは468羽/下村兼史の写真展を2018年秋に開催します
5面 科学研究費補助金研究成果発表会開催/岡奈理子上席研究員が伊豆諸島御蔵島でのオオミズナギドリの研究保護活動の功績で表彰
6面 平成27年度決算報告/平成27年度寄附金・賛助会費収入及び会員数のご報告/鳥類標本製作技術講習会を今年も開催
7面 中学生の訪問学習/世界ふしぎ発見!で標本など紹介/出口研究員がFMラジオ出演/建築の展覧会にアホウドリのデコイ展示/テーマトーク
8面 事務局から(賛助会員・ご寄付、一斉休業のおしらせ)/とりのことば
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
※山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。
年に1回、ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)にあわせて開催している鳥学講座は、第一線で活躍する研究者が研究の最前線をわかりやすく紹介する催しです。
今年はJBF15周年、また鳥学講座第25回の記念の年にあたりますので、研究者の講演にくわえて、JBFの林良博実行委員長が聞き手となるトークショーを企画しました。
当日は、林実行委員長が進行を担当し、前半に日本の恐竜学の第一人者、国立科学博物館の真鍋真さんに講演いただいたあと、後半で会場からいただいた質問をもとに、自身も解剖学者として脊椎動物の形態に造詣の深い林委員長と、真鍋さんとのかけあいで、鳥類恐竜起源説のおおもとの基礎知識から、最前線の成果までを掘り下げてみたいと思います。
JBF15周年記念鳥学講座スペシャル
トークショー「研究最前線 〜今どうなってる?鳥と恐竜」
【講師】真鍋真 国立科学博物館グループ長
【聞き手】林良博 JBF 実行委員長・山階鳥研所長・国立科学博物館館長
【日時】2015年10月31日(土)13時30分〜15時30分(開場 13時00分)
【場所】アビスタ(我孫子市生涯学習センター)ホール(千葉県我孫子市若松26-4)Google map
【交通】JR常磐線 我孫子駅南口から「アビスタ・市役所経由」のバスでアビスタ前下車すぐ。
【定員】120名(先着順)
【参加費】無料(事前申し込み不要)
【主催・問い合わせ】
我孫子市鳥の博物館(電話04-7185-2212)
(公財)山階鳥類研究所(電話04-7182-1101)
講師プロフィールならびに講演要旨はこちらのリンク(イベント情報)からご覧ください。
ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)のサイトはこちらです。
※写真は、真鍋真 国立科学博物館グループ長(上、©黒澤義教)と、林良博 JBF 実行委員長・山階鳥研所長・国立科学博物館館長です。
おかげさまでご好評をいただき、定員に達しましたため、申込み受付を終了とさせていただきます。
予定していた締切日を前に終了となりましたことをお詫び申し上げます。
たくさんのお問い合わせをいただき、ありがとうございました。
安全に鳥類を捕獲・放鳥する技術は、鳥類の調査手法の1つとして重要な位置を占めている一方で、習得の機会が限られています。
そこで本セミナーでは、参加者の皆様が捕獲技術を正しく理解し、技術習得への意欲を高めていただくことを目的として、山階鳥研所員による鳥類の安全な捕獲技術の紹介や、鳥体の安全な扱い方の講習を行います。
「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」
【日時】
第1回:2015年11月30日(月) 13:00~16:00
第2回:2015年12月19日(土) 13:00~16:00
(第1回・2回とも講座の内容は同じです)
【場所】(公財)山階鳥類研究所(千葉県我孫子市高野山115)→ アクセス交通案内
【その他】開催概要・申込み方法など詳細は → こちらのPDFファイルでご確認ください。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです。
このたび、福島第一原子力発電所事故による鳥類の棲息環境への影響調査として、2011年に使用されたツバメの巣の放射性セシウム濃度をを調査した結果がまとまり、論文発表しました。
プレスリリース
2011年に使用されたツバメの巣を調査したところ、全国21都道府県中、1都12県の巣から放射性セシウムが検出されました
リリースの資料はこちらのリンクから、5月22日の内容をご覧ください。
今回の結果でえられたツバメの巣に含まれる放射性セシウムの濃度は、通常の生活を営んでいる限り、人体に直ちに影響が出るレベルではありません。今年もツバメの繁殖期が始まっていますが、繁殖中であったり、これから繁殖しようとしているツバメの巣を壊さないようお願いします。
巣の収集にあたっては、多くの皆様から巣の情報をお寄せいただき、また巣の提供をいただきました。大変ありがとうございました。この調査は、三井物産環境基金2011年度東日本大震災復興助成を受けて実施しました。
※ 山階鳥研の東日本大震災関連の活動の一部はこちらでご紹介しています。
2012年5月23日、2014年5月14日に通勤途上の千葉県我孫子市内でアオバズクが鳴いているのに会ったことをこのブログでご紹介していますが、また今年も残業帰りの帰宅途中にアオバズクの鳴き声を聞くことができました。
場所は3年前、昨年と同じ付近です。今年の個体は、昨年の個体のように落ち着いておらず、いつもの緑地と、すぐ近くを走る街道沿いのマンションの屋上など、ときにより場所を移りながら鳴いていました。
マンションの回りは緑や土が少なくて人工物に囲まれていますが、屋上のアンテナで鳴くと、人工物に囲まれている分、人間の耳には響きがよく感じられることもあり、鳴いているアオバズク自身もあんがい気持ちよいのかもしれません(本人(本鳥?)に聞いてみないとわかりませんが・・)。ただ街道沿いですので車の騒音がうるさいのが難点です。
こちらの録音は街道から少し外れた緑地でのものです。
【音声】アオバズクの声(2015年5月7日21時半ごろ 我孫子市内、59秒)
我孫子市内でもまだ繁殖している場所はあるかもしれませんが、この付近に限っていえば、今はアオバズクは繁殖していません。それでもこうして毎年のようにアオバズクに出会えるのはうれしいものです。
山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」3月号が発行になりましたので、内容をご案内します。
鳥好きの方はそろそろ渡り鳥の春の渡りに思いを馳せていらっしゃるでしょう。暖かになって水を張った春の水田にはムナグロというチドリの仲間がたくさん翼をやすめて、栄養補給するともっと北の繁殖地に旅立ってゆきます。このムナグロ、逆に秋に南下するときにはあまり観察されません。どうなっているのでしょうか?最近の知見を紹介します。
鳥類を保全する目的のために近年ますます使用されるようになった発信器での調査、発信器装着のためにある程度の時間の保定が欠かせません。アホウドリのヒナで長時間の保定の影響について調べた結果をご報告します。
鳥にまつわる言葉を紹介する小コラム「とりのことば」、今号は「北帰行」です。
「山階鳥研NEWS」2015年3月号 目次
1面 表紙写真(ミコアイサ、キンクロハジロ) 賛助会員 岡田政子
2面 明らかになってきたムナグロの渡り 広居忠量
3面 長時間の「保定」はどのくらい鳥の体に影響があるか 出口智広
4面 小笠原へのアホウドリ再導入/ウィーン自然史博物館と標本の交換
5面 「山階コレクション展」盛況裏に終了/橘川尚子さんに山階賞メダル贈呈
6面 JBF2014報告/全日本バードカービングコンクール鳥研所長賞報告/テーマトークご案内
7面 科学研究費補助金(特定奨励費)研究成果発表会開催/絵画コンテストで賞贈呈/事務局から(人事/賛助会員/ご寄附)
8面 事務局から(訃報)/とりのことば/編集後記
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
※山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。
関東地方は梅雨に入り、雨がちの天気が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、6月は今週末、6月14日の開催です。保全研究室でアホウドリの小笠原再導入に取り組んでいる出口智広研究員に、チャタムアホウドリの新繁殖地形成計画について話してもらいます。
チャタムアホウドリは、ニュージーランド本土から800km東に位置するチャタム諸島だけを繁殖地とする危急種の鳥です。本種の保全のため、現地NGOが、山階鳥研のアホウドリ小笠原再導入の活動を手本として新繁殖地形成の取り組みを進めています。今回のお話はこの取り組みについてです。出口研究員は今年の初めに実際に現地におもむき、アドバイスやヒナへの給餌を行いましたので現地のいろいろな話が聞けることと思います。
第38回「チャタムアホウドリの新繁殖地形成について」
【講師】出口智広 山階鳥研保全研究室研究員
【日付】6月14日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
→ 交通案内はこちら
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
山階鳥類研究所のアホウドリのウェブページ「アホウドリ 復活への展望」はこちらです。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。
手賀沼流域フォーラムは、千葉県北西部にある手賀沼の水質の改善や、流域の環境保全とまちづくりに貢献するために開催される催しです。近年は流域各地での「地域企画」を経て、年に1回、全体会として講演会を開催しています。
本年は、山階鳥研の林良博所長(写真)が動物を絶滅から救うことについて講演し、我孫子野鳥を守る会の間野吉幸会長が、手賀沼のカモの減少について報告します。
地域の生物多様性保全、環境保全について多くの皆さんとご一緒に考えることができればと思います。ぜひ多数の皆様のご参加をお待ちしています。
第17回手賀沼流域フォーラム
講演『動物を絶滅から救うことの意味』
【講師】林 良博(山階鳥研所長・国立科学博物館館長)
報告『カモから見た手賀沼〜手賀沼のカモが減少したのは何故なの?』
【報告】間野吉幸氏(我孫子野鳥を守る会 会長)
【日時】2013年10月19日(土)13:30〜16:30(開場 13:00)
【会場】千葉県手賀沼親水広場 研修室
【交通】JR常磐線我孫子駅からバス「市役所経由東我孫子車庫行」または「湖北駅南口行」で、「我孫子市役所」下車徒歩約5分。
こちらの地図をご覧ください。
【定員】150名(当日先着順) 【参加費】無料
【主催】手賀沼流域フォーラム実行委員会 【後援】公益財団法人 山階鳥類研究所
【問合せ】手賀沼流域フォーラム実行委員会 八鍬(やくわ)
電話 090-5217-6699
メール teganumaforum☆yahoo.co.jp(☆を小文字のアットマークに変えて送信してください。)
手賀沼流域フォーラムは、市民団体「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」と、流域の柏・我孫子・印西・白井・鎌ヶ谷・松戸・流山の7市、ならびに手賀沼水環境保全協議会が協働しているもので、山階鳥研はこれを後援しています。
※ 手賀沼流域フォーラムのウェブサイトはこちらです。
※ 美しい手賀沼を愛する市民の連合会(美手連)のウェブサイトはこちらです。
※ 手賀沼水環境保全協議会(手水協)のウェブサイトはこちらです。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです。
鳥学講座は、第一線で活躍する研究者が研究の最前線を紹介するもので、年に1回開催しています。
池や沼には魚がいて、それを食べる鳥たちがいます。今回は、ヨシゴイやカンムリカイツブリなど溜池で繁殖・採餌する魚食性鳥類とモツゴなどの魚の関係を、青森県の研究例から紹介いただきます。食べるものと食べられるものの体のつくりや行動はお互いにどのように関連しているのでしょうか。魚類と鳥類の両方に詳しい講師から、水辺を舞台としたエコロジー(生態学)の一端を話していただきます。
【第22回鳥学講座】
『溜池の鳥と魚の密接な関係〜ヨシゴイ・カンムリカイツブリ対モツゴ』
【講師】佐原雄二(弘前大学農学生命科学部教授)
【日時】2012年11月3日(土・祝)13時30分〜15時00分
【場所】アビスタ(我孫子市生涯学習センター)ホール
【参加費】無料(事前の申し込みは不要)
【主催・問合せ】我孫子市鳥の博物館(電話 04-7185-2212)・山階鳥研 広報担当(電話 04-7182-1101)
講座のレジュメはこちらのリンク(イベント情報)からご覧ください。
↑★レジュメPDFに記載の開始終了時刻が間違っていました(11/2午前訂正済み)。13時30分〜15時00分が正しい開始終了時刻です。よろしくお願いします。
鳥学講座はジャパン・バード・フェスティバル(JBF)と同時開催です。