授賞式では、まず秋篠宮殿下にお言葉をいただきました。その後、同賞選考委員長でもある黒田長久所長が選考理由と小城博士を紹介し、浅野長愛理事長（写真左）から小城博士（写真右）に賞状とメダルが贈られました。

「海鳥、環境そして人間—鳥からみる地球環境の将来—」と題した記念講演会では、小城博士が永年の研究を振り返ってお話しされ、漁場で混獲されている鳥類の記録を公開することや、海のプラスチック汚染が深刻な問題であることなどを強調されました。NHK制作のサイエンスアイ「日本の海をプラスチックゴミがおそう」を上映した後の、質疑応答では参加者から相次いで質問が寄せられ、参加者の関心も高いものでした。会の最後には、共催の朝日新聞社文化企画局・高木敏行局長が閉会の挨拶をしました。