見学会以外のイベント
11/23(土・祝)鳥類標識調査100周年を記念したシンポジウムを開催します。
鳥類に足環などの目印をつけて放し、追跡する鳥類標識調査。日本で初めてこの調査が行われたのは今からちょうど100年前のことでした。以来、何度かの中断はあったものの、日本の鳥類標識調査は粛々と実施され続けてきました。この100年間の継続でどんなことがわかってきたのでしょうか? そして、次の100年に向けてどんな発展が期待できるでしょうか?
本シンポジウムでは、国内外の研究者を招いてこの問いに挑みます。
- 鳥類標識調査 100周年記念公開シンポジウム
「足環をつけた鳥が教えてくれること―鳥類標識調査のこれまでとこれから―」
- 【日時】2024年11月23日(土・祝)13:00~17:00(12:00開場)
- 【場所】東京農業大学 世田谷キャンパス 農大アカデミアセンター 横井講堂(〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)
- 【申込】事前申込不要、入場無料(先着250名)、来場者にはプレゼントあり ※YouTubeでも配信します。
配信は → 山階鳥研公式YouTubeチャンネルにて
- 【主催】公益財団法人山階鳥類研究所・日本鳥類標識協会
- 【後援】環境省生物多様性センター(予定)
- 【プログラム】
基調講演「変わりゆく世界で鳥類の生態を調べる―鳥類標識調査データの価値―」(オルデンブルク大学 ウィーランド・ハイム)
講演
「蓄積された100年データの活用―バイオロギング時代に鳥類標識調査が果たす役割―」(森林総合研究所 青木大輔)
「カラスバトによる島移動の謎に迫る」(国立環境研究所 安藤温子)
「何が見つかる?鳥袋:標識調査を利用した鳥類生態の研究」(金沢大学 大河原恭祐)
「日本で越冬するユリカモメの渡りを読み解く―標識調査とその応用研究から―」(山階鳥類研究所 澤祐介)
総合討論
※詳しい時間割はチラシをご覧ください。
<チラシのpdfはこちらをクリックしてダウンロードしてください>
12/20(金)東京都内で岩見研究員と富田研究員が講演をします。
山階鳥研の研究員2名が朝日カルチャーセンターで講師を務めます。岩見研究員は、標本が残されなくなるとどうなるのか、標本を通して見える鳥類学の世界をお話しします。富田研究員は、これまでのアホウドリの保全活動を紹介し、今後の展望についてお話しします。
この講座に参加するには事前のお申し込みが必要です。
- 「研究者が語る鳥類学」(講座番号:7357670)
- 【場所】オンライン または 朝日カルチャーセンター新宿教室(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10階・11階)アクセス
- 【日程】2024年12月20日(金)10:30~14:30
- 【タイトル・講師】
10:30~12:00 「鳥類の標本学、標本収集とその意義」(岩見恭子 山階鳥研研究員)
13:00~14:30 「アホウドリ、新たな保全を目指して」(富田直樹 山階鳥研研究員)
- 【受講料】会員 6,930円・一般 9,130円
- 【詳細・申し込み】朝日カルチャーセンター新宿教室イベントページ
11/30(土)12/1(日)「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」を京都市動物園で開催します。
過去8年度にわたり実施して、多くの皆様にご参加いただきました「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」を、今回は、京都市動物園・山階鳥類研究所の連携協定イベントとして、京都市動物園(京都市)で実施します。
安全に鳥類を捕獲・放鳥する技術は、鳥類の調査手法の1つとして重要な位置を占めている一方で、習得の機会が限られています。そこで本セミナーでは、参加者の皆様が捕獲技術を正しく理解し、技術習得への意欲を高めていただくことを目的として、当研究所所員による鳥類の安全な捕獲技術の紹介や、鳥体の安全な扱い方の講習を行います。鳥類の研究・調査等に関わる意欲と、捕獲技術習得への興味をお持ちの、多くの方のご参加をお待ち申し上げております。
なお、山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)は、2025年3月頃にも山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)で実施予定です。内容は同一のものになりますので、お近くのセミナーにご参加ください。
- 「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」(京都市)
- 【日時・場所】
2024年11月30日(土)13:00~16:00 京都市動物園(室内)
- 12月1日(日) 8:00~11:00 京都大学上賀茂試験地(野外調査見学)
- 【開催概要】詳細はこちらのpdfをご覧ください。
- 【申込】11月20日(金)までにこちらの申込フォームより、お申し込みください。
※定員に到達し次第、申し込み受付を締め切らせていただきます
11/30(土)尾崎副所長が足立区でヤンバルクイナのお話をします。
沖縄県北部のやんばる地域では、外来種マングース侵入などで減少した絶滅危惧種ヤンバルクイナの保護増殖・野生復帰作戦が進められており、山階鳥研はその評価のため追跡調査を実施しています。その結果分かったヤンバルクイナの生態や捕食害などの問題点、未来への展望について尾崎副所長がお話しします。
この講座をお聴きになるためには事前のお申し込みが必要です。
- 足立区生涯学習センター・山階鳥研連携講座
「絶滅危惧種ヤンバルクイナの未来」
- 【日時】2024年11月30日(土)14:00〜15:30
- 【場所】足立区生涯学習センター 5階・研修室1(東京都足立区千住五丁目13番5号(学びピア21内)) アクセス
- 【講師】尾崎清明(山階鳥研副所長)
- 【対象】16歳以上の方
- 【定員】60人(先着順)
- 【費用】500円
- 【申込方法】9/26(木)よりお電話またはインターネット(下記)にてお申し込みいただき、11/22(金)までに費用のお支払いをお願いいたします(遠方にお住まいの方やお近くに支払窓口が無い方は事前にご相談ください)。
この講座はお1人ずつのお申込みとなります。
申込方法の詳細はこちらでご確認ください。
- 【詳細・申し込み】足立区生涯学習センターイベントページ 電話 03-5813-3730
定員となりましたので申し込みを締め切りました
11/25(月)に山階鳥研(我孫子市)にて「山階鳥学セミナー(発信器装着実習編)」を行います。
科学技術の進展とともに、鳥に発信器やデータロガーを装着する研究が増え、鳥の生態に関する理解が飛躍的に進んできました。これらの機器類を鳥に装着するには、鳥への負担を考慮し、細心の注意を払わなければなりませんが、技術習得の機会は限られています。発信器などで鳥を追跡するには、どんな注意点があるのか? 実際の装着はどのようにすればよいのか? 本講座では、鳥への機器類装着の影響や注意点を学んだ後、剥製を使って、鳥に発信器を装着する実習を行います。
なお今回は、東京大学大気海洋研究所 佐藤克文教授による、発信器・ロガー研究のデータ共有の重要性に関するご講演もあります。
- 「山階鳥学セミナー(発信器装着実習編)」
- 【日時】2024年11月25日(月)13:00~16:00
- 【場所】山階鳥類研究所講堂 アクセス
- 【対象】次の両方に該当する人が対象となります。
(1) 鳥類の捕獲調査の経験がある方
(2) 発信器・ロガー等を使用した研究に関わる意欲をお持ちの方(高校生以上の学生、大学関係者、博物館関係者、野鳥観察施設関係者、その他生物・環境系機関の関係者の方など)
- 【定員】10名(要事前申込先着順)
- 【費用】500円(資料代・機材代等)
- 【セミナーの内容(予定)】
●ロガー追跡の成果やデータ共有について(東京大学大気海洋研究所 佐藤克文教授)
●機器装着による鳥への影響について
●ハーネスによるバックパック装着の方法の解説
●装着実習:ウミネコ本剥製を用いた発信器装着実習
-
- 【申込・問合せ先】定員となりましたので申し込みを締め切りました
(公財)山階鳥類研究所山階鳥学セミナー担当 澤・千田
TEL:04-7182-1107
E-mail: seminar☆yamashina.or.jp(メール送信時☆を小文字の@に変更してください)
10/1(火)〜11/1(金)アホウドリの写真展が開催されます。
山階鳥研がアホウドリの保護活動を行っている伊豆諸島鳥島の調査に同行し、実際にアホウドリの調査に従事しながら撮影を行った写真家、中村惠美さんの写真展が谷津干潟自然観察センターで開催されます。会場にはアホウドリのデコイ(山階鳥研所蔵)なども展示されます。
かつて人間に乱獲され絶滅宣言されたアホウドリ。絶滅宣言後、ひっそり生きる数羽が発見され、人の手によって絶滅の危機から復活を遂げたアホウドリ達の優美な姿と無人島での調査の写真をぜひご覧ください。
- 中村惠美 写真展「eternally ~消えかけていた翼が再び空へ蘇った~」
- 【日時】2024年10月1日(火)〜11月1日(金)9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 【休館日】月曜日(月曜日が祝休日の場合は次の平日)
- 【会場】谷津干潟自然観察センター 特別展示コーナー(千葉県習志野市秋津5-1-1) アクセス
- 【観覧料】入館料が必要です
- 【詳細】谷津干潟自然観察センター イベントページ
クリックすると大きな画像でご覧いただけます
11/16(土)第28回手賀沼流域フォーラムが開催されます。
手賀沼流域フォーラムは、手賀沼の水質の改善や流域の環境保全を進める目的で、市民活動団体、流域7市(柏・我孫子・印西・白井・鎌ケ谷・松戸・流山)、手賀沼水環境保全協議会が協働し、山階鳥類研究所の後援で開催するイベントです。
2024年度の全体企画が次の通り開催されます。このイベントに参加するには事前のお申し込みが必要です。
- 第28回手賀沼流域フォーラム全体企画「これもあれも外来種だらけの水辺」
- 【日時】2024年11月16日(土)13時30分〜16時(受付13:00から)
- 【会場】我孫子市生涯学習センターアビスタ 1階ホール アクセス
- 【対象】一般市民(興味のある方どなたでも)
- 【定員】100名
-
- 【プログラム】
- <1. 講演>「身近に迫る侵略的外来水生植物~今や、手賀沼・印旛沼から千葉県全域へ!」
- 【講師】林紀男さん(千葉県立中央博物館)
- 【概要】環境省が特定外来生物に指定した侵略性の高い外来水草ナガエツルノゲイトウなどが身近にたくさん繁茂しています。どうして広がったのでしょうか?その生態的特徴と繁茂の現状を紹介します。
- <2.解説>「これからどうする?アカミミガメとアメリカザリガニとのつきあい方」
- 【講師】片岡友美さん(認定NPO法人生態工房理事長)
- 【概要】2023年6月アカミミガメ、アメリカザリガニが「条件付特定外来生物」に指定されました。何が変わったのでしょうか。解説します。
-
- 【後援】公益財団法人山階鳥類研究所
- 【申込】受付開始10月2日(水)午前9時から先着順
①②いずれかの方法でお申込みください。
① こちらの→申込みフォームに必要事項をご入力ください。
②メールで teganumaforum@yahoo.co.jp へ、氏名(お子さんは学年も)住所、電話番号をお知らせください。
- 【問合先】手賀沼流域フォーラム実行委員会事務局 竹内 090-3907-8355 E-mail: teganumaforum@yahoo.co.jp
- 【詳細】手賀沼流域フォーラム イベントページ
11/2(土)第34回鳥学講座を千葉県我孫子市で開催します。
「鳥類標識調査」には、多くの地域で多くの鳥類の一部を標識し、渡りをはじめとする基礎的な生態の解明を目指すものがある一方、特定の地域で特定の種のほぼ全個体を標識し、生物進化の謎の解明を目指すというものもあります。沖縄県南大東島のリュウキュウコノハズク個体群は、23年にわたりこの後者の標識調査が続けられています。このような個体レベルの進化生態学の発展に貢献する長期研究についてお話しいただきます。
- 第34回鳥学講座
「リュウキュウコノハズクの生活を追いかけて〜足環調査の継続で、現在進行形の進化を記録する〜」
- 【講師】澤田明(早稲田大学人間科学学術院助教)
- 【日時】11月2日(土)13:30〜15:00
- 【会場】我孫子市生涯学習センターアビスタ 1Fホール(定員120名)(千葉県我孫子市若松26-4)
- 【交通】JR我孫子駅南口より南へ徒歩10分の手賀沼公園内 アクセス
- 【参加費】無料(事前申し込み不要・先着順)
- 【主催・問い合わせ】
我孫子市鳥の博物館 TEL:04-7185-2212
山階鳥類研究所 TEL:04-7182-1101
<レジュメのダウンロードはこちらから>
11/2(土)・11/3(日・祝)のジャパンバードフェスティバル2024で「山階鳥研 見にレクチャー」を行います。
山階鳥研の研究員が研究・調査のお話をする「山階鳥研 見にレクチャー」を今年も開催します。昨年とは講演の時間枠を変更しました。それぞれの日の時間割と整理券配布方法などをご覧になりお越しください。
- ジャパンバードフェスティバル(JBF)2024
山階鳥研 見にレクチャー
- 【日程】2024年11月2日(土)・3日(日・祝)
- 【時間】
11/2(土)9:30〜16:00(整理券配布 9:15〜) 時間割(11/2)を見る
11/3(日・祝) 9:30〜15:00 (整理券配布 9:15〜) 時間割(11/3)を見る
- 【場所】山階鳥研 講堂(千葉県我孫子市高野山115) アクセス
※当日は我孫子駅よりJBF巡回バスが運行されます。くわしくはJBF交通案内のページをご覧ください。
- 【参加費】無料
- 【定員】毎回35名(一斉入場、一斉退出) 整理券による入場
- 【ご注意】
※各回講演時間30分(質疑応答含む)、定員35人(一斉入場、一斉退出)
※講演の聴講には整理券が必要です。定員に達しましたら整理券の配布は終了致します。
※整理券は11/2(土)、11/3(日・祝)ともに9時15分より、当日分のみを山階鳥研の玄関で配布致します。
※整理券はお一人様5枚までの配布となります。一度に複数回の整理券は配布できません。複数の講演を聴講したい場合は、お持ちの整理券の回が終了してから次に聴きたい講演の整理券をお受け取りください。
※11/3(日・祝)11時30分に予定している「鳥類標本ってどんなもの? *子ども限定」の参加対象は、小学生から高校生です。小学1〜3年生は、付き添いとして保護者の方が1名まで入室できます。その際、未就学児をお連れの方も入室可です。整理券は保護者の方も含めて、入室する人数分必要です。
研究所全体の見学はできません。
玄関ロビー内と一部廊下のポスター展示は整理券なしでも自由にご覧いただけます。
JBF 2024 イベント全体の詳細については公式サイトをご覧ください。
7/13(土)〜11/4(月・祝)我孫子市鳥の博物館で企画展「「山階芳麿博士の作った図鑑」ー『日本の鳥類と其の生態』ができるまでー」が開催されます。
山階芳麿(やましなよしまろ)博士が1934年、1941年に出版した2冊組の図鑑『日本の鳥類と其(そ)の生態』は通称「山階図鑑」と呼ばれ、出版から90年が経った現在も、多くの鳥類を研究する人たちに活用されています。今年は、山階鳥研が我孫子市に移転して40年です。これを記念して、本企画展では「山階図鑑」の内容や、山階博士をはじめとする図鑑制作に関わった人々の仕事について紹介します。ふだんは見ることのできない貴重な資料や、初公開となる原画が展示されます。版画家・長島充さんの講演や、山階鳥研所員によるギャラリートークなどのイベントも開催されます。
- <我孫子市鳥の博物館 第93回企画展>
「山階芳麿博士の作った図鑑」ー『日本の鳥類と其の生態』ができるまでー
- 【日時】2024年7月13日(土)〜11月4日(月・祝) 9:30〜16:30 ※毎週月曜日休館(祝日の場合、翌平日が休館)
- 【入館料】一般300円、大学・高校生200円、割引あり(詳しくは博物館のウェブサイトでご確認ください)
- 【会場】我孫子市鳥の博物館(〒270-1145 千葉県我孫子市高野山234番地3号) アクセス
- 【詳細・問合せ】我孫子市鳥の博物館 電話 04-7185-2212
- 【展示品情報】出展目録(PDF)
写真(左)企画展チラシ (右)山階図鑑
- <関連イベント>
- 1. 【鳥博セミナー】「もう一つの木版画木口木版・西洋と日本の歴史と技法山階図鑑のイラストに使用された版画」
- 【日時】
2024年9月22日(日)13:00〜15:00 終了しました
- 【場所】我孫子市鳥の博物館
- 【定員】先着50名(電話予約)
- 【講師】長島充さん(画家・版画家)
- 2. 【鳥のサイエンストーク】
- 【日時】
2024年8月17日(土)13:30〜14:15 終了しました
- 【場所】オンライン
- 【講師】鶴見みや古 山階鳥研文化資料ディレクター
- 3. 【ギャラリートーク】
- 【場所】我孫子市鳥の博物館 企画展示室
<2024年8月31日(土)13:30〜14:30> 終了しました
- 【講師】鶴見みや古 山階鳥研文化資料ディレクター
<10月6日(日)13:30〜14:30> 終了しました
- 【講師】我孫子市鳥の博物館 企画展担当・山階鳥研所員
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
1/28(土)宮城県でガンの国際シンポジウムが開催され、澤研究員がお話しします
中国、韓国、米国のガンカモ類研究者を招聘し、東アジアにおけるガン類の渡りに関する知見を総括して、今後の保全、管理について考えるシンポジウムが、次の通り開催されます。澤研究員が登壇します。
会場参加される場合は事前申し込みが必要です。また同時にオンラインで配信も行われます(オンライン配信は申込不要)。
- 国際シンポジウム「東アジアにおけるガン類の保全管理に向けて」
- 【日時】
2023年1月28日(土)10:00~16:30 終了しました
- 【会場】はさま会館(宮城県栗原市若柳川南南大通14-7)交通案内
- 【参加費】無料
- 【参加方法】
*会場参加:事前申込必要(定員100名)
*オンライン配信:申込不要(YouTubeチャンネルでライブ配信) こちらのURLより見逃し配信でご覧いただけます。
-
- <プログラム>(予定)*海外の研究者3名の発表(英語)には逐次通訳が入ります。
- 基調講演
- 東アジアにおけるガン類の保全管理に向けて~科学的知見と枠組み~ David Ward 氏 (U.S. Geological Survey アメリカ地質調査所)
-
- セッション「日本の雁」
- イントロ~過去・現在・将来~ 牛山克己 氏(宮島沼水鳥・湿地センター)
- 希少ガン類の保全と課題 呉地正行 氏(日本雁を保護する会)
- 増加するガン類の管理と課題 嶋田哲朗 氏(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
- 日本におけるガン類追跡プロジェクト 澤 祐介(山階鳥類研究所)
-
- セッション「東アジアの雁」
- 韓国のガン類の現状と保全管理 Hansoo Lee 氏(KoEco)
- 中国のガン類の現状と保全管理 Cao Lei 氏(中国科学院)
-
- パネルディスカッション
- 東アジアのガン類の保全管理と国際協力
-
- 【主催】日本雁を保護する会、ガンの里親友の会、EAAFPガンカモ類作業部会国内科学委員会
- 【詳細】ガンカモ類国内生息地ネットワークのウェブサイトでご確認ください。
このイベントは終了しました。引き続き見逃し配信でご覧いただけます。
3/27(日)オンラインで「WATARIDORI勉強会」第8回 ガン特集が開催されます。
ガンにどっぷりつかっている3人によるサイエンス・トークです。トークテーマは「日本のガン、最近どうですか!?」。「ガンって何?」という方にもよくわかる「日本のガン 3分 解説」コーナーも予定しています。
山階鳥研からは澤研究員が最近のガン類の発信器追跡の状況について紹介します。
山階鳥研の佐藤文男フェローが監修したドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」をオンデマンドでご覧いただけます。
山階鳥研の佐藤文男研究員(当時、現フェロー)が監修したドキュメンタリー映画をオンデマンド(有料)でご覧いただけるようになりました。
- 今井友樹監督新作公開記念特別上映
長編ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」
- 配信サイト >> vimeo「鳥の道を越えて」 (有料)
- <作品紹介>
- 長編ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」
- 【受賞】 平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞 ほか多数
- 【監督】今井友樹
- 【監修】佐藤文男(公益財団法人山階鳥類研究所)
- 【製作】工房ギャレット 2014年 93分 ドキュメンタリー
- 【助成】文化芸術振興費補助金/公益財団法人トヨタ財団
- 【詳細情報】公式Facebookページ
野鳥を捕獲するカスミ網は、環境保全の見地から禁止されていますが、鳥類標識調査を含めた調査研究のためには、環境省の許可のもとに活用されています。また、福井県の環境省織田1級鳥類観測ステーションのように、以前はカスミ網猟を行う鳥屋場(とやば)だった場所を引き継いで科学研究のために役立てている場所もあります。
この記録映画は、古くは人々の暮らしに根付いた狩猟であったカスミ網猟を取り上げたもので、佐藤文男研究員が監修し、織田ステーションの網場のようすも作品の重要な要素として登場します。密猟問題などデリケートな事情もある難しいテーマですが、時代とともに人々の記憶から消えようとしている文化を記録したものとして有意義な作品だと思います。平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。
<クリックすると大きい画像をご覧いただけます。>
>> 今井監督によるエッセー「祖父が教えてくれた渡り鳥」(「山階鳥研NEWS」2016年3月号掲載)も合わせてご覧ください。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
1/30(土)希少ガン類のシンポジウム(オンライン)で澤研究員が講演します。
主催団体が、それぞれ取り組んできた希少ガン類の復元計画や標識調査の結果について、最新情報も織り交ぜて報告します。
このシンポジウムでは、保全研究室の澤 祐介研究員が講演します。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
1/17(日)にオガサワラカワラヒワの講演会で齋藤研究員が講演します。
日本で最も絶滅の危機にあると考えられる固有の鳥、オガサワラカワラヒワに関する講演会が、次の通りオンラインで開催されます。昨年非公開で行われた、島民・行政・専門家による保全計画作りワークショップの報告もされます。
この講演会では山階鳥研自然誌研究室の齋藤武馬研究員も講演します。是非ご覧ください。
東京駅前に山階鳥研の鳥類標本が展示されています。
東京駅前にできたJPタワーの学術文化施設「インターメディアテク」(IMT)が2013年3月21日に開業し、山階鳥研が寄託した標本約300点が展示されています。多数の来場者が訪れ、たいへん好評をいただいています。
- JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
- 【開館時間】11:00〜18:00(金・土は20:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)
- 【定休日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
- 【入館料】無料
- 【所在地】東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー2階・3階
- 【アクセス】JR・東京メトロ丸の内線東京駅徒歩1分、地下より直結
- 【ウェブサイト】http://www.intermediatheque.jp/
- 【問合せ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)