休止していた所内見学会を再開しました。
毎月1回、第4金曜日(都合により変動の可能性あり)に、スライドを使って研究所の活動を紹介する所内見学会を行っています。
ご希望の方は必ず事前に予約をして下さい。定員は各回20名です。
申し込みは広報へお願いします。
山階鳥研と我孫子市鳥の博物館の研究者による「鳥のサイエンストーク」を毎月第3土曜日に行っています。
※ウェブセミナーを引き続き行います。
※名称がテーマトークから「鳥のサイエンストーク」に変わりました。
以降の予定は決まり次第ご覧のページでお知らせします。
沖縄北部のやんばる地域では、外来種マングースなどの侵入によって減少した希少固有種ヤンバルクイナの保護増殖事業と野生復帰作戦が進められており、山階鳥研はそれを評価するための追跡調査を実施しています。その結果わかったヤンバルクイナの生態や捕食害などの問題点、将来への展望について尾崎副所長がお話しします。
このイベントに参加するには事前のお申し込みが必要です。
山階鳥研は京都市動物園と連携協定を締結しています。
山階芳麿(やましなよしまろ)博士が1934年、1941年に出版した2冊組の図鑑『日本の鳥類と其(そ)の生態』は通称「山階図鑑」と呼ばれ、出版から90年が経った現在も、多くの鳥類を研究する人たちに活用されています。今年は、山階鳥研が我孫子市に移転して40年です。これを記念して、本企画展では「山階図鑑」の内容や、山階博士をはじめとする図鑑制作に関わった人々の仕事について紹介します。ふだんは見ることのできない貴重な資料や、初公開となる原画が展示されます。版画家・長島充さんの講演や、山階鳥研所員によるギャラリートークなどのイベントも開催予定です。
写真(左)企画展チラシ (右)山階図鑑
ペンギンやウなどの海鳥類をはじめ、ウミガメ類や、海産哺乳類など、潜水する生き物が、どんな深さにどのくらいの時間潜って、何をしているのかは、以前は知る方法がありませんでした。今回山階芳麿賞を受賞された内藤靖彦 国立極地研究所名誉教授と研究グループは、世界に先駆けて動物装着型の記録計を開発し、その後電子式の潜水記録計(データロガー)を開発して、これらの生き物の生態解明に大きな貢献をされました。現在バイオロギングと呼ばれるこの研究手法によって、深さや時間にとどまらず、移動の速度や加速度などのデータ、さらにロガーをつけた個体の側から見た画像も得られるようになり、その結果、幅広い分野で大きな研究の進展がみられたのです。
シンポジウムでは内藤名誉教授と研究グループのメンバーに、バイオロギングの始まりから、現在の鳥類学における研究の広がりまで、わかりやすく紹介していただきます。
山階芳麿賞について詳しくはこちらのページをご覧ください
東日本・中部日本地区賛助会員の集いを下記の日程で開催します。対象地区の賛助会員の皆様には、詳細が決まり次第ご案内を差し上げます。対象地区以外の会員で参加をご希望の方は下記事務局までお問い合わせください。
当日は第23回山階芳麿賞贈呈式を合わせて開催いたします。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
中国、韓国、米国のガンカモ類研究者を招聘し、東アジアにおけるガン類の渡りに関する知見を総括して、今後の保全、管理について考えるシンポジウムが、次の通り開催されます。澤研究員が登壇します。
会場参加される場合は事前申し込みが必要です。また同時にオンラインで配信も行われます(オンライン配信は申込不要)。
このイベントは終了しました。引き続き見逃し配信でご覧いただけます。
ガンにどっぷりつかっている3人によるサイエンス・トークです。トークテーマは「日本のガン、最近どうですか!?」。「ガンって何?」という方にもよくわかる「日本のガン 3分 解説」コーナーも予定しています。
山階鳥研からは澤研究員が最近のガン類の発信器追跡の状況について紹介します。
山階鳥研の佐藤文男研究員(当時、現フェロー)が監修したドキュメンタリー映画をオンデマンド(有料)でご覧いただけるようになりました。
野鳥を捕獲するカスミ網は、環境保全の見地から禁止されていますが、鳥類標識調査を含めた調査研究のためには、環境省の許可のもとに活用されています。また、福井県の環境省織田1級鳥類観測ステーションのように、以前はカスミ網猟を行う鳥屋場(とやば)だった場所を引き継いで科学研究のために役立てている場所もあります。
この記録映画は、古くは人々の暮らしに根付いた狩猟であったカスミ網猟を取り上げたもので、佐藤文男研究員が監修し、織田ステーションの網場のようすも作品の重要な要素として登場します。密猟問題などデリケートな事情もある難しいテーマですが、時代とともに人々の記憶から消えようとしている文化を記録したものとして有意義な作品だと思います。平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。
>> 今井監督によるエッセー「祖父が教えてくれた渡り鳥」(「山階鳥研NEWS」2016年3月号掲載)も合わせてご覧ください。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
主催団体が、それぞれ取り組んできた希少ガン類の復元計画や標識調査の結果について、最新情報も織り交ぜて報告します。
このシンポジウムでは、保全研究室の澤 祐介研究員が講演します。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
日本で最も絶滅の危機にあると考えられる固有の鳥、オガサワラカワラヒワに関する講演会が、次の通りオンラインで開催されます。昨年非公開で行われた、島民・行政・専門家による保全計画作りワークショップの報告もされます。
この講演会では山階鳥研自然誌研究室の齋藤武馬研究員も講演します。是非ご覧ください。
東京駅前にできたJPタワーの学術文化施設「インターメディアテク」(IMT)が2013年3月21日に開業し、山階鳥研が寄託した標本約300点が展示されています。多数の来場者が訪れ、たいへん好評をいただいています。