読み物コーナー 目次

2024年11月21日更新

読み物 | シンポジウム・ワークショップ

読み物

アホウドリ 復活への展望
絶滅危惧種アホウドリの、乱獲と復活の歴史、山階鳥研で行っている保護活動など。
ヤンバルクイナ その命名・生態・危機
1981年に新種として発表された沖縄島北部のやんばる地方に棲息する飛べないクイナの命名までのいきさつ、生態、減少の実態など。
ハシボソミズナギドリのストランディング(漂着)現象
毎年春から夏にかけて度々観察される、主に本州の太平洋岸の海岸に打ち上げられたハシボソミズナギドリの大量死。この現象について詳しく解説。
大きく変わった鳥の分類 ー日本鳥類目録改訂第7版ー
2012年9月に刊行された「日本鳥類目録」改訂第7版。改定作業に携わった研究員が改定作業の様子、大幅に行われた改訂について紹介。
私の履歴書
山階鳥類研究所の創設者、山階芳麿が日本経済新聞に掲載した回想録。
鳥類標本保有状況のアンケート結果
山階鳥類研究所が平成15〜16年度にわたって行った、教育機関を対象にした標本保有状況のアンケート調査結果。
所蔵名品から
所蔵する標本や図書を取り上げ、言われやこれらにまつわる話を紹介(山階鳥研NEWSより転載)。
希少鳥類の生存と回復に関する研究
平成13年度から文部科学省科学研究費補助を受け実施している「希少鳥類の生存と回復に関する研究」の研究紹介(山階鳥研NEWSより転載)。
所長からのメッセージ
小川博所長のご挨拶の他、歴代所長が在任時に書いた記事を掲載しています。
渡り鳥と足環
標識研究室が環境省から委託を受け、実施している鳥類標識調査の紹介。
標識調査 仕事の実際と近年の成果
鳥類標識調査を行っている保全研究室の仕事の実際と、近年の成果の中から特筆すべきものを「山階鳥研NEWS」掲載の記事により紹介。
東日本大震災で被災した南三陸町の鳥類標本
2011年3月11日に発生した東日本大震災により失われた「志津川愛鳥会」の鳥類標本について。
最近の中国のトキ事情
2010年9月から2年間、国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクト派遣された米田研究員の見てきた中国のトキの現状。
第5回台湾鳥類フォーラムに参加して
2012年10月台湾大学で開催された、第5回台湾鳥類フォーラムに参加して、日本におけるアホウドリの保護について発表しました。
皇居の鳥 最近5年の調査から
『山階鳥類学雑誌』の最新号に掲載された最近5年間の調査結果についての浅井研究員によるまとめです。
皇居調査に参加して
国立科学博物館が5年計画で行った皇居の鳥類調査に参加した小林専門員のレポート。
軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者
黒田官兵衛の末裔である黒田長禮・長久は近代日本鳥類学の創世記から現代への発展に大きな役割を果たしました。
タマシギの繁殖生態「一妻多夫?」
オスが抱卵・育雛をする鳥タマシギの生態についてご紹介します。
所員インタビュー
山階鳥研の所員がこれまでに受けたインタビュー、取材などのうち、インターネット上でご覧いただける外部サイトへのリンク集
オーストンのラベル 標本データベースを活用した研究から
山階鳥研の標本データベースを活用して、哺乳類学で興味深い研究成果を上げている、国立科学博物館の川田伸一郎さんによる活用事例の紹介。
寄稿エッセー「祖父が教えてくれた渡り鳥」
映画監督 今井友樹さんによるエッセー。数々の賞を受けた初監督作品、映画「鳥の道を越えて」は、古くは人々の暮らしに根付いていたが、現在は禁止されているカスミ網猟を取り上げ、現代の環境破壊や、伝統文化と現代社会など、さまざまな問題を見つめ直した話題作です。
巣箱観察にみるフクロウの子育て
10年におよぶ観察から見えてきた生態や食性をはじめ、子育てを通してわかるフクロウの魅力について、我孫子市鳥の博物館の村松和行さんが寄稿。
「鳥の文化誌」への模索
2015年7月に就任した奥野卓司・副所長による、鳥の文化誌と、山階鳥研の所蔵資料のもつ可能性ついての考察です。
エピオルニスの古代DNA分析による走鳥類進化の解明
マダガスカルの絶滅した巨大な鳥、エピオルニス(象鳥)の古代DNA解析により、この鳥を含めたダチョウなどの飛べない鳥のグループである走鳥類全体の進化のあらすじが解明されました。
「生物の科学 遺伝」For your lifework
雑誌「生物の科学 遺伝」のコーナー「For your lifework」に山階鳥研として6回の連載枠をいただきました。所員6名が順に執筆し、研究所の活動、研究について紹介します。(※下記pdfファイルのテキストと画像をコピーすることはできません。ご了承ください。)
見えてきた日本の鳥の現状 〜全国鳥類繁殖分布調査 全国で調査実施中〜
バードリサーチや山階鳥類研究所などのNGOが中心となり、環境省、大学などの研究機関等との共同調査としてサントリー世界愛鳥基金や自然保護助成基金などの支援を受け「全国鳥類繁殖分布調査」が2016年から5年計画でスタートしました。
風力発電が鳥類に及ぼす影響
風力発電は、“安価で環境に優しい有望な発電方法” とクリーンなイメージで捉えられています。しかし風力発電は本当にクリーンな発電なのでしょうか?日本でも近い将来急増すると予想される風力発電の利点と問題点について、北海道大学水産科学院の風間健太郎さんに、特に鳥類に及ぼす影響に注目してお話しいただきます。
ヒゲガビチョウ 広がる外来鳥類
外来生物という単語はメディアでも頻繁に耳にするようになりましたが、日本の鳥類ではどのような種があって、どのような問題点があるのでしょうか?従来から外来鳥類の研究に携わり、昨年、外来鳥類ヒゲガビチョウの侵入と分布拡大について論文を発表した天野一葉さんに、外来鳥類の問題点や私たちにできることについて解説していただきました。
山階鳥研の所員をインタビューした中学一年生 自由研究がコンクールで受賞
山階鳥研で所員にインタビューした中学生が、その結果を中心にまとめた自由研究「ぼくは鳥類学者になれますか?〜夢は叶えるためにある!〜」が、第21回「図書館を使った調べる学習コンクール」(主催:公益財団法人図書館振興財団)で、優秀賞・日本児童教育振興財団賞を受賞しました。
Q & A 過去のお問合せから
山階鳥研には鳥に関する様々なお問い合わせが届きます。これまでに頂いたお問合せの中から、広報誌「山階鳥研NEWS」に掲載されたものをご紹介します。
マリアナ諸島に棲息する「ナンヨウヨシキリ類」の進化を探る
齋藤武馬研究員と小林さやか専門員が、フランスとスイスの研究者との共同研究で取り組んだ「ナンヨウヨシキリ類の分類」について、遺伝子解析等から分かった成果をご紹介します。
動物の個性への興味から鳥類学へ
保全研究室の油田研究員による自身の鳥類学的生い立ち、研究者としての経歴
「華ひらく皇室文化展」によせて
明治期の宮廷文化にスポットを当て、全国を巡回する展覧会に山階鳥研所蔵の品も展示されます。展覧会のあらましと見所について、展示の企画運営を担当された学習院大学史料館の長佐古美奈子さんにご紹介いただきました。
鳥の死体は語る 〜ハシボソガラス連続死の謎〜
山階鳥研では、鳥類の標本材料として鳥の死体を収集していますが、それらの死体の中には興味深いものも含まれています。標本の収集と製作を担当している岩見研究員にそのような例を紹介してもらいました。
北海道大学の鳥類標本と山階鳥研
山階鳥研は日本最大の鳥類標本コレクションを所蔵していますが、明治以来の伝統を持つ北海道大学にも貴重な鳥類標本コレクションがあります。特任研究員の加藤克さんに同大学のコレクションのあらましと山階鳥研との関わりについ て解説していただきました。
日本にたどり着いたジョン・グールドの鳥類標本
玉川大学教育博物館で「ジョン・グールドの鳥類図譜~19世紀 描かれた世界の鳥とその時代」展が開催されているのにあわせ、グールドの鳥類図譜について調査・研究している、黒田清子・山階鳥研フェローに、山階鳥研所蔵標本から見つかったグールドが収集した鳥類標本について執筆していただきました。
ナスカの地上絵の鳥を鳥類学の観点から初めて同定
山崎剛史自然誌研究室長が加わった、北海道大学総合博物館の江田真毅准教授らの研究グループは、ナスカの地上絵に描かれた鳥を鳥類学の観点から同定し、ナスカ周辺に生息しない鳥が描かれていることなどを発見し、論文発表しました。
「忙しさ」と「後ろめたさ」を振り払うために
2019年6月着任した水田保全研究室長によるエッセイ。自己紹介を兼ね、今後の抱負について語ってもらいました。
イソヒヨドリはなぜ内陸部に進出するのか・謎解きに挑戦中!
都市鳥の最新事情を、研究会の代表、川内さんにイソヒヨドリを例に紹介してもらいました。
新型コロナウイルスと生物多様性保全
新型ウイルス感染症が世界中に流行しいる今、鳥類の調査研究に携わる山階鳥研は、どんな考えで仕事を進めてゆけばよいのでしょうか?水田保全研究室長に考えを聞きました。
ツンドラの大地に憧れて
2020年6月に着任した澤研究員に、学生時代に興味を持った「鳥の生息環境」としてのツンドラ地帯に対する思いと、今後の研究活動について、自己紹介を兼ねて話してもらいました。
バンディングで環境大臣賞を受賞して
令和2年度野生生物保護功労者表彰環境大臣賞を受賞された協力調査員の市橋直規さんに、受賞にあたり、ご自身の鳥類標識調査活動についてお話しいただきました。
白瀬のペンギン
東京大学 学術文化総合ミュージアム・インターメディアテクには、山階鳥研から寄託した標本が数多くあります。この中には明治時代に南極探検をした、白瀬矗(のぶ)の持ち帰った標本があります。これについて、同館の松原始さんに執筆いただきました。
メキシコのグアダルーペ島生物圏保護区におけるコアホウドリの現状
2020年3月15日、茨城県神栖(かみす)市波崎(はさき)の海岸で死体拾得されたコアホウドリは、メキシコ領の太平洋の島で足環を装着されたものでした。現地で標識調査に従事している団体の研究者にメキシコでのコアホウドリの現状と調査研究、保全活動について紹介していただきました。
美術と解剖 標本製作アルバイトに従事して
生き物の形を正確に描くには体の仕組みの理解が不可欠で、そのために美術に関連する学問分野として美術解剖学があります。2019年から山階鳥研で鳥類の標本製作のアルバイトをしながら、鳥類の美術解剖学の研究に携わっている小山晋平さんに、山階鳥研での仕事とご自身の研究について紹介してもらいました。
周はじめ・𠮷田元の業績をたどる
2018年と2020年に、おもに山階鳥研が所蔵する資料を用いて、野鳥生態写真家下村兼史の写真展が都内で開催されました。この写真展に至るひとつのきっかけを作ったのが、周はじめという、ご自身も野鳥生態写真家として知られた方でした。氏の示唆を受けて、山階鳥研で下村兼史資料の整理保存と写真展開催に尽力された塚本洋三さんに、周はじめ氏について書いていただきました。
ドードーの島・モーリシャスでの保全活動
2020年7月にモーリシャス沖で座礁した日本の貨物船による重油流出事故については、同年9月に環境分野の支援を行う国際緊急支援隊に、山階鳥研の水田拓 保全研究室長が鳥類の専門家として参加しました。この時の提言を受けて、山階鳥研で標本関係の臨時職員として仕事に携わっている上沖正欣さんが同年現地へ渡り、影響調査を行ってきましたので、調査や現地の状況について執筆いただきました。
減っている?増えている?カリガネの今を追う
カリガネは、日本に多数渡来するマガンによく似たガンの仲間で、世界的に減少している絶滅危惧種です。日本には近年、300羽程度が渡来します。雁の里親友の会との共同研究として、カリガネの捕獲調査に臨んだ澤研究員に、本種の現状と、捕獲調査のようすについて執筆してもらいました。
奄美・沖縄が世界自然遺産へ
2021年7月ユネスコの世界遺産委員会拡大会合で、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界自然遺産一覧表へ記載することが決定されました。世界自然遺産の特徴、山階鳥研の関わり、これからの課題などについて、2014年から環境省の候補地科学委員会で委員を務めてきた尾崎副所長が解説します。
ミナミジサイチョウ騒動記 〜SGDsってあるでしょう?〜
2021年6月に日本中に「怪鳥」などとして報道されたミナミジサイチョウについて、メディアからの問い合わせ対応をした平岡広報コミュニケーションディレクターが、そのいきさつや、どんな考えで対応したかについてお話しします。
ヒル(屋)が鳥(屋)に出会う時
自然界はさまざまな生物がさまざまな関係を結ぶことで成りたっています。昨年、太平 洋の島々に広く分布する寄生性のヤマビル類と、長距離移動する海鳥類の関係を、ヒルの 仲間の研究者と複数の鳥類研究者の協力によって明らかにした論文が発表されました。第一著者の中野隆文さんにこの研究について解説いただきました。
絶滅寸前!日本の固有種オガサワラカワラヒワ
小笠原諸島だけに生息するオガサワラカワラヒワは、2020年、山階鳥研の所員も加わった共同研究の成果として独立種として扱うことが提案されました。絶滅の危機に瀕している この鳥の保全に、地元の小笠原諸島で尽力されている川口大朗さんに、この鳥の現状と、 保全活動の実際についてご紹介いただきました。
「無人島長平」とアホウドリ
江戸時代にアホウドリの繁殖する鳥島に漂着して生還した「無人島長平」の生まれ故郷の高知県香南市で、長平を顕彰するイベントに携わってこられた門脇位明さんに、ご自身と長平、そしてアホウドリとの関わりについて執筆いただきました。
創立90周年記念企画
山階鳥研は創立者である山階芳麿博士が、収集した鳥類標本をはじめとする資料を収蔵するために、1932年に東京渋谷の南平台の私邸に建設した山階家鳥類標本館からスタートしています。2022年はその標本館設立から数えて90周年です。これを記念して、南平台時代の山階鳥研や山階博士にまつわるお話を、さまざまな方々から1年間6号通しで、山階鳥研NEWSにご寄稿いただきました。(敬称略)
見えてきた日本の鳥の現状 〜全国鳥類繁殖分布調査 全国で調査実施中〜
1970年代に第1回が行われた、全国鳥類繁殖分布調査は日本全国の鳥類の繁殖状況を把握するもので、日本の自然環境の状況を知るための重要な調査です。日本野鳥の会、山階鳥研、環境省などが参加した、鳥類繁殖分布調査会が2016年から行っていた第3回調査の結果が2021年10月にまとまり、発表されました。この調査会の事務局をつとめた、認定NPO法人バードリサーチの植田睦之さんに調査の趣旨やいきさつ、結果のあらましについて紹介いただきました。
鳥の切手デザインの考証を依頼して
山階鳥研では、長年、依頼を受けて、切手や紙幣に登場する鳥類のデザインの考証を行ってきました。鳥類のデザインの制作の際に、対象の鳥が正確に表現されているかをチェックする仕事です。ここでは、近年、特殊切手「天然記念物シリーズ」などのデザインを担当し、鳥類のデザインについて山階鳥研とやりとりされている切手デザイナーの丸山智さんに仕事の実際について執筆いただきました。
新たな卵用家禽としてのホロホロチョウ
2022年7月に就任した小川博 所長に、専門の家禽学の分野からホロホロチョウの研究について紹介してもらいました。
博物画家・小林重三の作品との関わり
博物画家 小林重三は、大正時代から戦後にかけて、鳥類を主とした生物の図を描いた人で、その作品は、山階鳥研の創立者 山階芳麿の著作を含め、同時代の鳥類学、生物学や関連分野のさまざまな出版物に掲載されています。山階鳥研の客員研究員として小林について調査している園部浩一郎さんに小林重三の事績と自身の調査について執筆いただきました。
皇居と赤坂御用地でオオタカとフクロウの繁殖が確認されました
山階鳥研の研究者が参加している国立科学博物館の皇居生物相調査において、2022年春に皇居と赤坂御用地で、大型猛禽類であるオオタカとフクロウ両種が同時期に繁殖したことを初めて確認しました。
所員エッセー 80年前の手紙から紐解くハワイ・ビショップ博物館との交流
山階鳥研は2019年2月にハワイのビショップ博物館(Bernice Pauahi Bishop Museum)と連携協定を結びました(本紙2019年5月号参照)。これより79年も前の1940年に山階鳥研はビショップ博物館と交流していたことが、同館に残されていた手紙類からわかりました。小林研究員が解説します。
昆明・モントリオール生物多様性枠組について
生物多様性条約の第15回締約国会議は、2021年10月(中国・昆明)と、2022年10月(カナダ・モントリオール)の2部に分けて開催されました。この会議で決まった、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」について、環境省野生生物課の中澤圭一課長に3回の連載で解説いただきます。
所員エッセー 富士山における鳥類研究のこれまでと展開
約25年前から富士山に生息する鳥類の研究に携わってきた森本研究員の、これまでの研究の成果やこれからの広がりについてお話します。
所員エッセー ネコに捕食されたベニアジサシに足環が付いていた
ベニアジサシは、ヨーロッパやアフリカ、北アメリカなどに生息する海鳥で、日本周辺ではオーストラリアから渡来して沖縄周辺で繁殖しているものが観察できます。沖縄県の漁港でノラネコに捕獲された様子が撮影され、昨今懸念されているネコの捕食による鳥類への影響の深刻さがうかがえます。捕獲された個体に足環が付いていたことに気がつき、そのゆくえを追った尾崎清明 副所長の所員エッセーです。
所員エッセー ラジオ番組『朝の小鳥』を引き継いで
『朝の小鳥』は毎週日曜日、朝5時15分から5分間、さわやかなナレーションとともに鳥のさえずりを届ける文化放送のラジオ番組です。6月から当番組を担当することになった岡村特任専門員が制作秘話を含めて番組の紹介をします。
音楽家・松平頼則(よりつね)と父頼孝(よりなり)ー茨城県立歴史館企画展「音楽家・松平頼則とその時代」開催によせてー
茨城県立歴史館の企画展「音楽家・松平頼則とその時代」で紹介されている松平頼則の父・頼孝は鳥学にゆかりのある人物でした。同館の石井裕さんに、企画展の趣旨と、とくに頼孝について解説いただきました。
野生生物保全のための移送に関する国際会議に参加して
山階鳥研でアホウドリの小笠原諸島への再導入に従事し、現在は兵庫県立大学でコウノトリの日本への再導入に携わっている出口智広さんに、国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature:以下、IUCN)による、野生生物保全のための移送に関する第3回国際会議がどのようなものであったかを紹介してもらいました。
所員エッセー 第10回日米渡り鳥等保護条約会議に参加して
2024年1月にハワイで開催された第10回日米渡り鳥等保護条約会議に参加した水田自然誌・保全研究ディレクターによるレポート
鳥類の筋骨格と羽ばたき運動
2024年2月7日に行われた文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)研究成果発表会では、山階鳥研の資料データや標本を使った事例の一つとして、名古屋大学の明田卓巳さんの研究が紹介されました。研究においてこれらのデータを使うようになったきっかけや利用方法を解説いただきました。
アホウドリへの寄附によせて
2023年11月に募集を開始したアホウドリマンスリーサポーターに共感してくださった賛助会員の百瀬淳子さんから、新たにアホウドリ調査へのご支援をいただきました。「百瀬淳子アホウドリ基金」として、今後のアホウドリ保全のための活動に役立てていきます。百瀬淳子さんから、鳥島やアホウドリへの想いと応援メッセージをいただきました。
所員エッセー 高山での鳥類調査の苦労と楽しみ
主に高山帯に棲む鳥類の捕獲調査を行う際の準備と心構えについて、斎藤研究員が自身が行った調査の際の体験を交えてご紹介します。
企画展「山階芳麿博士の作った図鑑」 NEW
山階鳥類研究所が千葉県我孫子市に移転して40年となることを記念して開催されている企画展「山階芳麿博士の作った図鑑ー『日本の鳥類と其の生態』ができるまでー」について、企画展の監修をした鶴見文化資料ディレクターがご紹介します。
日本鳥学会と共催で「鳥の学校」標本製作講習会を開催しました。 NEW
鳥の学校第15回テーマ別講習会『標本製作講習』について澤研究員がご紹介します。

シンポジウム、ワークショップなど

第22回 山階芳麿賞記念シンポジウム
「ガンが渡る風景を日本の空にもう一度」 2022年9月23日実施
第21回 山階芳麿賞記念講演会
「絵を見るハト、音楽を聴くブンチョウ」 2020年10月4日実施(オンライン)
第20回 山階芳麿賞記念シンポジウム
「コウノトリ野生復帰と生物多様性の保全〜鳥類生態学と応用生態工学の出会い〜」 2018年9月29日実施
第19回 山階芳麿賞記念シンポジウム
「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」 2016年9月24日実施
第18回 山階芳麿賞記念シンポジウム
「鳥の研究はここまで進んだ〜人は鳥から何を学べるか〜」 2014年9月23日実施
財団設立70周年記念シンポジウム
「鳥の魅力を追う人びと」 2012年9月23日実施
第17回 山階芳麿賞贈呈式・記念講演
「日本イヌワシ研究会の活動とイヌワシの現状」 2012年9月23日実施
第16回山階芳麿賞贈呈式・記念シンポジウム
「かたちの多様性」 2010年9月23日実施
第15回山階芳麿賞授賞式・受賞記念講演
「鳥から見える地球環境の変貌」 2008年9月23日実施
平成18年度山階芳麿賞授賞式・受賞記念講演と記念シンポジウム
「アホウドリ 復活への展望」 2006年9月23日実施
平成16年度山階芳麿賞贈賞式・受賞記念講演とシンポジウム
「沖縄山原に生きる ヤンバルクイナに明日はあるか」 2004年9月23日実施
第2回日米アホウドリ回復会議
2004年5月25-28日実施
ワークショップ
「ダイトウウグイスとは何者か?」〜絶滅鳥ダイトウウグイスが復活?〜 2004年2月5日実施
平成15年度山階芳麿賞授賞式・受賞記念講演と記念シンポジウム
「未来にはばたけ Nipponia nippon 朱鷺」 2003年9月23日実施

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