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ジャパンバードフェスティバル 2010 活動報告

 2010年10月23・24日に、山階鳥研の地元、我孫子市で鳥と自然環境保護をテーマにしたお祭り、ジャパンバードフェスティバル(JBF)(実行委員長・林良博 山階鳥研所長)が開催されました。従来より3週間程度早い開催でしたが、両日とも好天めぐまれ、来場者はさまざまの展示やイベントを楽しんでいました。

JBF会場風景
山階鳥類研究所のイベント

【山階鳥研 見にレクチャー】
山階鳥研では「山階鳥研 見にレクチャー」と題して、所員が交代で講堂でミニレクチャーを行いました。30分ごとに30名入場の総入れ替え制で、内容は研究あるいは山階鳥研の紹介(合計10題)でした。2日間の入場定員660名に対して延べ514名の方にご来場いただきました。アンケートでは「直接従事している研究者から話を聞けてよくわかった」、「民間で財団法人としてやっていく大変さを感じた」、「年に1回来るのを楽しみにしている」などのコメントがありました。

玄関ホールに設置した募金箱に2,025円の募金をいただきました。いただいた募金はアホウドリの保護活動などに活用いたします。大変ありがとうございました。
見にレクチャー
>>2010年「見にレクチャー」の講演タイトル *10/2310/24


【鳥学講座】
鳥学講座

鳥学講座は、毎年JBFにあわせて、山階鳥研と我孫子市鳥の博物館が共催する催しです。今回は、10月23日に、「デジカメ時代にふりかえる下村兼史の野鳥生態写真~その資料整理と保存」と題して山階鳥研の塚本洋三客員研究員が講演しました(写真)。講演は、日本の鳥類生態写真の草分け、下村兼史(1903-1967)の遺品の資料整理について報告し、作品を紹介しながら業績をふりかえるもので、関東近県を中心に65名の来場者がありました。アンケートでは「とてもきれいな写真に感動した」、「偉大な写真家の功績の一端に触れることができた」などのコメントがありました。

>>第20回鳥学講座レジュメ


バードカービング山階鳥研所長賞 おめでとうございます
バードカービング所長賞受賞作品
JBFの一環として開催された全日本バードカービングコンクール(日本バードカービング協会)で、岩橋徹さんの作品に山階鳥類研究所所長賞をお贈りしました。所長賞は鳥を科学的に追求した、技術と表現力の優れた作品に贈られます。




バードカービングコンクール受賞作品

受賞作:「風薫る」(ノビタキの親子とニッコウキスゲ)
岩橋徹さん(兵庫県三田市)の作品

(以上、山階鳥研NEWS 2011年1月号より)

※JBFについては、ジャパンバードフェスティバルのホームページをご覧ください。

 

これまで開催したイベント
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