ジャパンバードフェスティバル2013 活動報告

2014年1月8日掲載

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2013年11月2・3日に、山階鳥研の地元、我孫子市で鳥と自然環境保護をテーマにしたお祭り、ジャパンバードフェスティバル(JBF)(実行委員長・林良博 山階鳥研所長)が開催されました。まずまずの天気にめぐまれ、多数の方々が来場して展示や販売、講演などをそれぞれ楽しんでいました。

写真|JBF2012水の館会場の様子

JBFの会場、水の館前に様々なブースが並び多くのお客様が訪れた。

山階鳥研 見にレクチャー

山階鳥研では恒例の「山階鳥研 見にレクチャー」を行いました。所員が交代で講堂でミニレクチャーを行うもので、30分ごとに40名入場の総入れ替え制、内容は山階鳥研の紹介や研究紹介など(合計8題)でした。2日間の入場定員880名に対して延べ639名という多数の方にご来場いただきました。アンケートでは 「研究員の話を直接聞くことができるのは貴重で良い機会と思う」、「興味深い話が聞けてよかった」「来年も楽しみにしている」などのコメントがありました。玄関ホールに設置した募金箱に8,841円の募金をいただきました。いただいた募金はアホウドリの保護活動などに活用いたします。大変ありがとうございました。

2013年「見にレクチャー」の講演タイトルリスト *11/211/3

鳥学講座

鳥学講座は、毎年JBFにあわせて、山階鳥研と我孫子市鳥の博物館が共催する催しです。今回は、11月2日に、「ハシブトガラスは高みの見物 時々、歩きますけどね」と題して東京大学総合研究博物館特任助教の松原毅さんが講演しました(写真)。松原さんは、昨年12月の発売以来、鳥に関心のない方にも評判を呼んでいる「カラスの教科書」の著者です。開演10分前にはほぼ満席になってしまう盛況で、立ち見や、板張りの床に座って聞いていただいた方も多く、ご不便をおかけしましたことお詫びいたします。講演では、カラスの行動を研究する苦労もふくめ、ユーモアも交えて、ハシブトガラスの生態を中心にカラス研究の成果を話され、大変興味深いお話が伺えました。

写真|鳥学講座

東京大学総合研究博物館特任助教の松原毅さんが講演
多くの参加者が熱心に聴講した。

>>第23回鳥学講座レジュメ

※ JBFについては、ジャパンバードフェスティバルのウェブサイトをご覧ください。

※ 2012年度より全日本バードカービングコンクールはジャパンバードフェスティバルとは別に開催されています。

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