例年秋に、我孫子市内で行われるジャパンバードフェスティバル(JBF、実行委員長:奧野卓司 山階鳥研所長)ですが、昨年は一昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症流行の影響から、11月6日(土)・7日(日)にYouTube配信での開催となりました。
山階鳥研からは、「山階鳥研 見にレクチャー」として、11月6日(土)に、浅井芝樹(しげき) 研究員の「マダガスカルの動物」 と、平岡考(たかし)専門員の「万国共通な学名が図鑑によって違うわけ〜キジやコウノトリはどうなってる?」 のオンライン配信を行いました。「見にレクチャー」は配信中、最大で92名の視聴者がありました。
また、我孫子市鳥の博物館との共催で、最前線で活動する研究者に研究内容を一般向けにわかりやすく紹介してもらう「鳥学講座」として、「『センカクアホウドリ』発見記」を6日に配信しました。この中で、江田真毅(まさき) 北海道大学総合博物館准教授が「『センカクアホウドリ』発見記~きっかけは考古鳥類学」と題して、また、富田直樹 山階鳥研研究員が「『センカクアホウドリ』発見記~決め手は鳥類生態学」と題して講演しました。鳥学講座は配信中、最大で128名の視聴者がありました。二つの催しの録画は、6日17時から翌日いっぱい再配信され、あわせて1,765回の再生がありました。
JBF2021では、10月8日から11月30日まで出展団体や協賛企業のPR動画等を配信しました。この企画の中で、山階鳥研と我孫子市鳥の博物館の共催で、現在オンラインで実施している月例の「テーマトーク」の2021年実施分から6題を再配信しました。
>>山階鳥研見にレクチャーレジュメ
>>第31回鳥学講座レジュメ
※ JBFについては、ジャパンバードフェスティバルのウェブサイトをご覧ください。
※ 2012年度より全日本バードカービングコンクールはジャパンバードフェスティバルとは別に開催されています。2021年度のコンクールは新型コロナウィルスの影響で中止となりました。詳しくはこちらのページでご覧ください。