ジャパンバードフェスティバル2024 活動報告

2025年3月10日掲載

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昨年11月2、3日に、山階鳥研の地元、我孫子市で鳥と自然環境保護をテーマにしたお祭り、ジャパンバードフェスティバル(JBF、実行委員長・小川博 山階鳥研所長)が開催されました。1日目は台風の影響があり朝から荒天でしたが、予想以上にたくさんの人が足を運んでくださいました。2日目は晴天となり、例年のように多くの来場者が展示や販売、講演などをそれぞれ楽しんでいました。

見にレクチャー

見にレクチャー

山階鳥研ロビー

山階鳥研見にレクチャー

山階鳥研では恒例の「山階鳥研見にレクチャー」を行いました。このイベントは所員が交代で講堂で30分のミニレクチャーを行うもので、整理券配布による1回35名入場の総入れ替え制とし、研究紹介など合計10題のレクチャーを行いました。1時間ごとに1題としたことで、講演後の聴講者からの質問にも余裕をもって対応することができました。2日間の入場定員455名に対してのべ404名が来場しました。前回に続いてQRコードでアンケートを実施しました。千葉県外からの来場が多く、見にレクチャーはもちろん、JBFに初めて来た人が半数近くを占めました。

物販では、書籍とオリジナルTシャツを販売しました。SNSで告知したためか、初日のお昼前にはTシャツが売り切れてしまいました。ロビーで流したアホウドリの動画や、フォトスポットとして設置したアホウドリのタペストリーとデコイも好評を博しました。物販ブース横に設置した募金箱には2日間で計29,189円の募金をいただきました。いただいた募金は鳥類の保護活動などに活用いたします。ありがとうございました。

見にレクチャー

見にレクチャー

鳥学講座

鳥学講座は、毎年JBFに合わせて、山階鳥研と我孫子市鳥の博物館が共催する催しです。今回の講座は、11月2日に、「リュウキュウコノハズクの生活を追いかけて〜足環調査の継続で、現在進行形の進化を記録する〜」と題して、早稲田大学人間科学学術院の澤田明さんに講演をお願いしました。鳥類標識調査のことや、同じ地域で同一種を長年にわたって観察することの大切さが一般の参加者にも届いたようです。当日は111名が参加し、アンケートの回答率も高く、関心が高かったことがうかがえました。

鳥学講座

鳥学講座

>>第33回鳥学講座レジュメ

※ JBFについては、ジャパンバードフェスティバルのウェブサイトをご覧ください。

※ 2012年度より全日本バードカービングコンクールはジャパンバードフェスティバルとは別に開催されています。2024年度のバードカービング 山階鳥研所長賞はこちらのページでご覧ください。

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